魚のゆりかご一筆魚道設置

みなさん、こん^^

今日は「さかなのゆりかご水田」の魚道作りが午前中ありました。

魚のゆりかご事業は平成14年度より、自治会員全員参加の取組となっていますが、

本年度、「コロ助」問題で開催が危ぶまれたと聞きます。

実際、自治会最大の行事である、

松明を燃やす春の大祭は式だけになりました。

ゆりかごは毎年、市議員・県議員もお手伝いに来られる一大行事になりつつあります。

また、日本農業遺産に認定され、世界農業遺産に申請されています。

自治会長挨拶、来賓挨拶、代表代行説明の後いよいよ作業にかかりました。

本年度、私たちの組は一筆魚道作成が担当となりました。

材料を圃場まで運びます。

一筆魚道とは、通常堰板によって水位を海水口はで上昇させ、

魚が水田に産卵のために入れるようにするのに対し、

圃場1つ1つに、魚が産卵のために階段をさかのぼれるように

専用の登り口を設置してあげる装置です。

坂になっていますのでこのように魚が落ちない工夫がこらされています。

まず、水田から縦に排水路を作り

魚道を設置します。

次に魚が昇ってくる横の魚道を取り付ければ完成となります。

このように圃場1つ1つに設置します。

3日前から魚がこの水路に産卵のために来ています。この時期は鯉ですね。

もちろん、まだ水田には水が無いのでこの排水路で産卵します。

堰板の魚道も今日設置されました。

排水路の幅が大きいところは水圧がかかるので2つに分かれています。

狭い排水路はこのような状態です。

温暖化のために魚が遡上する時期が早まっていますが

水田まで産卵に来るのを楽しみにまっています。

今年も、オーナーの方やたくさんの方がこの地域で

魚のゆりかご推進委員会のや地域の方と

交流をされることと思います。

お互い、思い出に残る時間が過ごせるよう

頑張らさせていただきます。

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